March 13, 2016

Ready-made

こんばんは。
前回は映画に触れたのですが、今回はアートについて。

題名にしたレディメイドはマルセル・デュシャンという20世紀初頭に活動したフランスの芸術家が生み出した概念で、その代表作でもある男性用小便器を用いた《泉》は中学高校の美術の教科書で目にした方も多いんじゃないかと思います。
どういった概念かと言うとWikipedia曰く『美術的に無関心な領域において選択される「観念としての芸術」という考え方』。

、、、、よく分かりません。汗

要は工業製品とか周りにありふれた物に手を加えてアートとして発表したものなんですが、『芸術作品は手仕事で生み出した真作1点のみ!』という当時のガチガチの固定概念を打ち破った非常に型破りなもので、これがなければキャンベルスープ缶をシルクスクリーンで大量に描いたウォーホルも、大衆的なアメリカンコミックの1コマを抜き出して描いたリキテンシュタインも、ポップアートすらも生まれなかったかもしれない、、、
というのはちょっと言い過ぎかもしれませんが、それだけ凄い概念なんですね。

型破りでいるってのは今の時代なかなか難しいですが、常識からハミ出た部分でしか新しいものは生まれないと思うと、もっと頭を柔らかくしなきゃなぁと感じさせられます。

デュシャンは「見るものが芸術をつくる」とも言っていたそうですが、こちらの意図に関わらず、見た人に美しいと感じてもらえるデザインを心がけたいと思う今日この頃です。

写真はデュシャンの《泉》


なんとか無理やりまとめて着地させた感が強いですが、、、今日はこの辺で。

rauque葛山

February 11, 2016

映画の話

こんにちは。
寒い日が続きますね、、、
こんな日は家でのんびり映画鑑賞が最高です。

センスを磨く為にもよく映画を観るのですが、最近観た映画の中でグッとくるものがありましたので
今日はそんな内容でお送りします。

『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』


ワンカット長回し風の映像と超ミニマルなジャズドラムのリズムが最高でした。
映画もジャズも好きなだけでウンチクがないのであーだこーだ言えないのですが、
これは個人的にかなりオススメです。
オープニングのタイトルから痺れます。カッコいい!

ジャズ映画では『セッション』が話題でしたが、『バードマン〜』の方が物語的にも音楽的にも即興性を感じましたね。演劇を舞台にした内容なのですが、不思議とジャズでした。improvisation。

ポスターなど、全体的にアートワークが洒落てます。


とにかくセンスのいい映画なので、観てみて損はないと思います!

おヒマな時にゼヒ。

rauque葛山

January 4, 2016

HappyNewYear2016

あけましておめでとうございます。

昨年末は新店舗の内装関係でバタバタで身動きが取れず、
まったく更新できておりませんでした。。。
※新しい店舗についてはまた後日UPします

2016年はrauque一同、デザインもスタジオもさらに尽力していきます。
STUDIOrauqueについても今年は内装などを変える予定になってますのでお楽しみに!

どうぞ2016年も宜しくお願い致します。